2013年7月1日月曜日

空き物件と周辺環境を見てみよう。

先日記事に掲載した空き物件。
実は、こんな場所にある物件なんです。


より大きな地図で ブランドオール山形七日町店 を表示

GoogleMap上に印の付いた物件は、山形県の中心市街地である七日町のメイン
ストリート沿いに位置しています。

なぜ地図で物件を紹介したのかと言うと。
それは、折角空き物件に新たな店舗が出店したと思ったのに、あまり長続きせず、
閉店してしまうという事がありました。
そういった背景には、「まちと上手く関われていない」ということがあるのでは
と考えました。

そこで今回は、空いている物件がどんなものなのかというよりは、周辺にどんな
建物があるのか。
そして、そこでお店を開く時どんな関係が気付いていく事ができるのかという事
にポイントを当てて書いていこうと思います。

灰色:空き物件

















この地図では、前回の記事の情報とさほど変わりがありません。
しかし、次の地図ではどうでしょう。

周辺の情報を書き加える。

















このように周辺の状況がわかってくると、
  • 大型書店と個人経営型の書店がある。
  • コンビニがある。
  • ファストフード店や昔ながらの喫茶店がある。
  • 薬局がある。
  • 八百屋さんがある。
  • 駐車場がある。
昼は、喫茶店で軽食を食べ、珈琲を飲む。
夜は、飲み屋さんに出かける事も出来る。
近くには、書店があるので本を買うのにも便利です。

このように考えると、飲食店が入ったり、書店が入ったりするよりは
先日の投稿にも書いたように「シェアオフィス」のような使い方が
合っていると思います。

周辺で軽食を済ます事が出来、情報も得られる。
駐車場も近くにあるので、駐車料金を払ってもお客さんにメリットがある
サービスを提供する事で魅力ある空間になるのではないでしょうか。




















この空き物件が、まちにどんな楽しみを与えられるのかが今から楽しみです。

この物件やプロジェクトに関するすべてのお問い合わせは、下記メールアドレス宛にお送りください。contact@realyamagataestate.jp

(文•写真=小林史明)

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